櫻井つぐみの父(優史)がすごい!高知レスリング界のカリスマ指導者!

レスリング女子57kg級の日本代表である櫻井つぐみ選手。

幼少期からレスリング選手として才能を開花させていましたが、そんな才能を世界で戦える選手に育て上げたのが、父親である櫻井優史(さくらい ゆうじ)さんです。

櫻井優史さんを調べていくと、高知レスリング界のレジェンドで、カリスマ指導者であったことが判明したのでまとめていきます!

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櫻井つぐみの父は櫻井優史

櫻井つぐみ選手の父である、櫻井優史さん。

Screenshot
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1097658

櫻井つぐみさんが幼いころから、レスリングの指導をしており、現在もレスリングのコーチとして活動しています。

まずは櫻井優史さんの現役時代に迫っていきます!

櫻井優史の現役時代もすごかった!

香川県出身の櫻井優史さんは、地元のレスリング強豪校である高松北高校に進学しています。

高校時代に出場した国体のグレコローマン46kg級で優勝。

https://www.japan-wrestling.jp/2015/07/28/73839/


高校卒業後は、群馬大学に進学。

1年生で出場した、東日本学生春季新人選手権でも優勝するなど、選手として実力の高さが証明されています。

ちなみに、東日本学生春季新人選手権で国立大学選手が優勝したのは、櫻井優史さんが史上初なんです!

現役時代から後に続くレスリング選手にとって憧れの先輩であり、カリスマだったことが想像できます。

櫻井つぐみ選手も大学は群馬県高崎市にある育英大学に進学しています。

父親と娘、偶然なのか必然なのか?大学は違えど同じ地へ進出することになっています。

櫻井優史は高知レスリング界のカリスマ指導者!

櫻井優史さんは指導者としても超一流で、多くの有名レスリング選手を輩出するなど、カリスマ指導者として活躍しつづけています。


大学卒業後は高知国際高校のレスリング部顧問

群馬大学を卒業後の1998年、高知国体があったことがキッカケに高校教師として高知県に移住しました。

高知南高校(現在の高知国際高校)」でレスリング部の顧問を務め、のちに高知南に進学することになる娘の櫻井つぐみ選手の指導もしています。

2004年に「高知クラブ」を設立

櫻井優史さんは、高知南高校のレスリング部の監督と並行しながら2004年に「高知クラブ」というレスリングクラブを設立しました。

https://www.japan-wrestling.jp/2016/06/15/92434/

のちに、第二の故郷である高知のレスリング界に旋風が起こることになる最強のレスリングクラブがこの時誕生しました。


それまで高知県はレスリングが盛んな地域ではなかったそうで、積極的に県外遠征へ出向くなど強化を図ってクラブを強くしていきました。

2年連続5名のチャンピオンを輩出! 創部11年目の高知クラブから、小学生5年生30kg級BLUEの西内悠人の3連覇をはじめ、同42kg級の高橋侑臣、小学生4年生26kg級の濱田銀大、小学生3年生26kg級の下田瑛太、小学生1年生20kg級の下田結月の5名が優勝した。

https://www.japan-wrestling.jp/2015/07/28/73839/

2015年には全国選手権で高知クラブから5人のチャンピオンを輩出するなど、高知のいちクラブが常勝軍団に成長していくのが痛快ですね!


櫻井つぐみ選手が高知クラブが設立された3歳の時にレスリングをスタート。

以降、大学進学までを父と娘でレスリング漬けの毎日を過ごしていたそうです。


櫻井つぐみ選手は櫻井優史さんからレスリングを習う中で、下記のように語っていました。

「(高校時代は)反抗期だったので…(笑)。学校も一緒だし、家も一緒だし、通学の間も(車で)一緒だし…。『嫌だな』と思っていた時期もあったけど、その時期を乗り越えて自分自身で自立もしたし、大学に入って(レスリング部の)人数も多くなると、全部は誰も言ってくれる人はいないんですけど、『ここで甘えたらダメだ』とか、そういうのは全部、父にそういう風に教えてもらわなかったら、今ここまで結果も出ていなかったと思います」

https://news.goo.ne.jp/article/kutv/region/kutv-1238590.html

練習も家庭内でも常に一緒ですからね。。。

ですが、櫻井優史さんの厳しい指導があったからこそ、世界と渡り合える選手になれたと感謝しているようですね。


2022年に「龍馬賞」を受賞

高知県でのレスリング普及など活躍を評価され、櫻井優史さんは2022年に「龍馬賞」を受賞しています。

過去には元阪神タイガースの藤川球児さんや、映画監督の安藤桃子さんらが受賞しており、櫻井優史さんの受賞理由として

「パリ五輪も狙える選手を育て上げた指導力」

と評していました。


実際にその後、櫻井つぐみ選手がパリオリンピックに出場となるわけですから、栄誉ある賞を受賞したのは当然といえば当然ですね!

これまでの歩みを見ていると櫻井優史さんは高知レスリング界を作り上げたカリスマと言えます。


そんなカリスマが指導して育てたのが櫻井つぐみ選手。

2021年〜2023年の世界選手権では全て金メダルを獲得しています。

パリオリンピックでも金メダルは十分可能性がありますね!しっかりと応援したいです!

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