フェンシング女子日本代表の江村美咲選手。
パリオリンピックでは旗手を務め、まさに日本代表の顔といっても過言ではないですね!
江村美咲選手の父親である江村宏二(えむらこうじ)さんも、フェンシングのオリンピック代表選手でした。
まさにフェンシング一家な江村家ですが、世界女王を育てた秘訣は「フェンシングを教えない」指導方針だったそうです!
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江村美咲の父親や江村宏二
まずは江村美咲選手の父親、江村宏二さんについてまとめていきます。
江村宏二はフェンシングを独学で始めた
江村宏二さんは2024年7月現在63歳。
高校2年生の時にフェンシングを始めました。
始めた当初は誰かに習うことなく、本などを見て独学で練習したんだとか!
友人と構えや突き、防御を真似て習得していったそうです。
当時は日本のフェンシングの競技人口も少なかったでしょうから、誰かに教えてもらうことも難しかったのかもしれませんね。
フェンシング強豪の中央大学に入学
日本の私立大学でも屈指のフェンシング強豪校で知られる、中央大学経済部に入学。
フェンシングをするために、どうしても中央大学に入学したい!と、高校のフェンシング部の顧問宅に泊まり込んで、猛勉強のすえ合格できたんだとか!
中央大学に入学できていなかったら、江村宏二さんのフェンシング人生、そして娘である江村美咲選手のオリンピック出場もなかったかもしれません。
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1998年のソウルオリンピックに出場
江村宏二さんは1998年に開催したソウルオリンピックに、フェンシングフルーレの日本代表として出場しました。
また2008年の北京オリンピックでは、フェンシング日本代表監督として、日本フェンシング界を牽引してきた存在です。
江村宏二の現在は?
江村宏二さんは現在、フェンシングナショナルチームのコーチを務める一方、2017年に「株式会社エクスドリーム・スポーツ」を設立。
代表取締役社長として、スポーツ指導サービスを展開しています。
会社を設立するまでに至ったのも、江村宏二さんが高校2年生でフェンシングに触れたのが全てのきっかけになったと言えますね。
江村家の指導方針は「フェンシングを教えない」?
今や日本を代表する女子フェンシング選手の江村美咲選手。
世界選手権も連覇する世界女王を育て上げた江村宏二さんですが、江村家のフェンシング指導方針は「フェンシングを教えない」だとか!
父親もオリンピック選手、しかも日本代表の監督をしていたほどです。
母親の江村孝枝さんも、元々フェンシング選手でした。
そんなフェンシング一家なのに、フェンシング教えないってどういうこと?って思いますよね。
江村美咲が世界女王になった秘訣は「脱スポ根」だった
江村美咲選手は小学3年生の時、父親の宏二さんと同じフェンシングのフルーレを始めました。
以来、オリンピック選手になる現在まで「父親から熱血指導を受けたことはない」と語っています。
「『お父さんから教わったことは』とか、よく聞かれるんですが…。フェンシング一家という感じのエピソードがないんですよね。父がオリンピアンという意識もあまりなかった」
引用元:サンスポ
毎日の練習を泣きながら必死でこなして・・・なんていう「スポ根」とは無縁のようですね。
江村宏二の指導方針は「フェンシングを好きになってもらうこと」
江村宏二さんは家庭内でもフェンシングのことを全く語らないそうです。
それは、熱血指導をして教え導くことで強くするのではなく、本人が「フェンシングを好きになってもらえるように」を念頭にしているからです。
「家は休むところだから。小さいころは教えていましたけど。私の仕事はいかに練習所に遊びに来させて『ここに来たい』と思わせ、フェンシングを好きになってもらうこと。やりたいと言った時だけ詰め込んでやっていた。強制的にやらせたことはなく、負けても怒ったことはない」
引用元:東スポweb
江村宏二さんのフェンシングの指導方針は、娘の江村美咲選手にも伝わっているようで、
「楽しむ」「自分を信じる」
を大切に、競技に臨んでいます。
結果、世界選手権の連覇やオリンピック2大会連続出場を果たしているわけですから、江村宏二さんの指導方針は正しかったと言えますね!
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